京都市中京区でうつ病・自律神経失調症・お子様の不登校・肩こり・腰痛・スポーツ障害の整体治療をお探しなら「二条はしもと整骨院」にお任せください。うつ病・自律神症経失調症に効果のある自律心体療法という独自の手法で治療します。
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消化不良・過食・胸やけ・ゲップ・食欲不振など

自律神経は内臓の働きも管理しています。そのため自律神経が乱れると、

過食や食欲不振という症状が出る場合があります。

食欲不振には、食欲がなくなるという以外に、消化不良や胸やけ、またはゲップが多くなります。

(昔、中年男性の患者さんで施術中もずっとゲップがでる方がおられました。)

お腹のはった感じ(膨満感)がする、といった症状も出てくることがあります。

自律神経が乱れて交感神経(動く神経)が過剰に働くと副交感神経(休む神経)が

働かなくなります。すると副交感神経(休む神経)が動かしている内臓は、

動けなくなってしまうのです。

実は、副交感神経(休む神経)は内臓を動かす神経でもあります。

脳や筋肉などを動かすのは交感神経(動く神経)なのですが、内臓を動かすのは、

副交感神経(休む神経)なのです。

胃は、食べ物が入ってくると胃液を出しながら、蠕動運動という動きをします。

蠕動運動とは、胃が芋虫みたいなに動き、食べ物をこねて、

かき回していると思ってください。しかし、副交感神経(休む神経)が働かないと

胃液の分泌も悪くなり、さらに胃の蠕動運動も少なくなるため、消化不良を

起こしてしまうのです。

また、交感神経(動く神経)が働きすぎると体が緊張します。

緊張すると体が縮こまってしまうように、胃も縮こまってしまいます。

すると胃の中の食べ物が胸に上がってきてしまうのです。

また、胃酸が逆流するため食道が胃酸で焼けてしまう可能性があります。

このような症状の多いのが、「時間になったから食べる」とうい行為を行っている方

これはよくありません。このような症状の場合、お腹がすくまで食べないのが鉄則です。

2~3食ぐらい食べなくても人間は死にません。

副交感神経(休む神経)が働かないと胃は消化不良をおこし、

いつまでも胃に食べるものが残ることになります。すると胃は休めません。

たまには2食や3食ぐらい抜いて、胃を休ませてください。

飲み物は飲んでもかまいませんが、冷たい飲み物は避けましょう。

冷たい飲み物が胃に入ると、胃はますます縮こまってしまいます。

温かい飲み物などをゆっくり飲むようにしてください。

自律神経失調症やうつ病の症状で、イライラすると

たくさん食べたくなる「過食」というものがあります。

過食の場合はまだたくさん食べられる分だけ症状的には軽い方が多いです。

しかし、なかには内臓が丈夫なあまり、自律神経が相当乱れているにもかかわらず、

過食ができてしまう方もいます。

通常、自律神経が乱れると交感神経(動く神経)が過剰に働き、胃の機能が落ちて

食欲がなくなります。

お伝えしているとうり、胃は副交感神経(休む神経)が動くことによって働きます。

しかし過食は、まだそこまでいかない状態、つまり自律神経が乱れ始めの時で、

胃は正常に近いかたちで働いているのです。

そのため、自律神経が乱れ、交感神経(動く神経)が過剰に働きだすと、

体はそれにストップをかけようとします。そのため無性に食べたくなるのです。

なぜ、交感神経(動く神経)が過剰に働きすぎると食べたくなるのかというと、

食べると副交感神経(休む神経)が働くからです。

副交感神経(休む神経)は、胃を動かす働きがあります。

つまり胃が動かなければならない時は、副交感神経(休む神経)のスイッチが入ります。

そのため胃に物が入ってくると、自動的に副交感神経(休む神経)が働き始めるのです。

ごはんを食べた後に、リラックスすることが多いと思いますが、

それは副交感神経(休む神経)が働いているからです。

 ※ストレスが多いと、交感神経(動く神経)が過剰に働くため、それを抑えるために

食べたくなるのです。これが「ストレス食い(過食)」をおこなってしまう原理です。

過食は、ストレスで過剰に働く 交感神経(動く神経)を抑えるための症状なので

必要な物なんです。

しかし、交感神経(動く神経)の過剰な働きが続くと、過食だけでは

交感神経(動く神経)をおさえられないぐらい過剰に働いてしまいます。

すると副交感神経(休む神経)が働かなくなり、胃が動けなくなってしまうのです。

「あれだけさんざん食べていたのに、全然食べれなくなった」ということはありませんか?

それは副交感神経(休む神経)の働きが弱くなってしまったからなのです。

 

 

うつ病・自律神経失調症の整体院・健療施術院

院長 鈴木直人先生 著

「うつ病・自律神経失調症 治る人治らない人」より

 

 

 

 

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