京都市中京区でうつ病・自律神経失調症・お子様の不登校・肩こり・腰痛・スポーツ障害の整体治療をお探しなら「二条はしもと整骨院」にお任せください。うつ病・自律神症経失調症に効果のある自律心体療法という独自の手法で治療します。
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「目がさえて眠れない」 「疲れているのに眠れない」「眠りたいのに眠れない」

「○○が気になって眠れない」現在、このような不眠症の方が急増しています。

不眠症に限らず自律神経失調症やうつ病は、副交感神経(休む神経)の力が弱くなっているのです。

人間の体には、自律神経という神経があり。自律神経には、副交感神経(休む神経)

交感神経(動く神経)とのふたつがあります。

眠ったり休んだりするときには、副交感神経(休む神経)が強くなり

交感神経(動く神経)は、弱くなります。

 交感神経(動く神経)

作用→頭を働かす、筋肉を動かす、緊張する、興奮する

強くなるとき→働いている時、ストレスを感じている時、運動している時、不安な時

感情→怒り・不安・恐れ・悲しみ・興奮するほどの喜び

 

副交感神経(休む神経)

作用→眠る・休む・病気やけがを治す・疲労をとる

強くなるとき→リラックスしている時・寝ている時・ご飯を食べたとき・愛情を感じる時

感情→安心感・幸福感

m005-025通常、夜は副交感神経(休む神経)が強くなります。ですから夜は眠くなるのですが、不眠症の方は、

夜でも副交感神経(休む神経)が強くならないのです。

では、なぜ眠りたいのに副交感神経(休む神経)の力が強くならないのかいくつか原因があります。

その前に不眠症の3つの種類を説明します。

 

①入眠困難・・・多くの方がいわれる「眠れない」という状態は、入眠困難といいます。

眠りに入れない状態です、朝方の3時や4時まで眠れないということも耳にします。

②中途覚醒・・・眠りに入ることはできるが、睡眠の途中で起きてしまうことです。

途中で起きても、すぐに眠れる人は、問題ありません。

しかし、一度おきてしまうとなかなか眠れない方、または、起きても

時間が経てば眠れるが、また起きてしまう方は、中途覚醒の状態です。

トイレなどで起きるのは中途覚醒とは違います。

③早朝覚醒・・・用もないのに朝早くおきてしまうこと。

7時に起きれば十なのに4時や5時に自然と目が覚めてしまう状態です。

早朝覚醒で目覚めた時に、眠い方は自分が不眠症といわれても

納得がいくでしょうが、目覚めた時から元気に感じる人もいます。

一見 健康そうにみえますが、交感神経(動く神経)の力が強まりすぎているための現象で、

これも立派な不眠症といえます。こういった方は、昼間に眠くなる時が多いと思います。

 

①入眠困難・②中途覚醒・③早朝覚醒 これらはすべて「不眠症」という状態です。

 

不眠症の原因

原因① 自律神経のリズムが狂ってしまっている場合

例えば、昼寝を長くしてしまった場合などは、自律神経のリズムが狂い、不眠症でなくとも

寝つきが悪くなったりします。たまにこんな日があるのは、いいのですが、

この状態が続くと昼夜逆転になってしまいます。

昼夜逆転とは、昼間に眠くなり、夜に目がさえてしまうことをいいます。

ですから不規則な生活は不眠症の原因のひとつです。夜遊びは当然として、

夜勤や夜12時以降に寝る方は自律神経のリズムが狂いやすいので注意してください。

体力のあるうちは夜遊びでも夜勤でも大丈夫ですが、体力がなくなってくると不眠症になります。

 

原因② 心の興奮が治まらない(短期的)

心の興奮が治まらない状態とは2つあります。

・昼間に緊張や興奮をしすぎた場合

・明日(将来)のことで緊張や興奮している場合、または不安な場合

では昼間に緊張や興奮をしすぎた場合の説をします。昼間に緊張や興奮をしすぎた場合は、

その緊張や興奮が夜になっても鎮まりにくいので、眠れなくなる場合があります。

例えば、大きなストレスを受けたり働きすぎたりした場合、疲れてゆっくり眠れそうですが、

実は緊張しすぎてしまい交感神経(動く神経)が強くなりすぎて、夜になっても

交感神経(動く神経)の働きが弱まらなくなってしまいます。

すると「疲れているんだけど眠れない」という状態になってしまいます。

こんな状態の不眠症はとてもつらいですよね。 学生の頃、部活動の練習で

その日の夜 経験された方もいると思います。 僕もありました。!(^^)!

では次に明日(将来)のことで緊張や興奮している場合、または不安な場合とは、

子供のころ、遠足が楽しみで興奮して眠れないというような事です。

僕も小学校の修学旅行の前日は眠れなくて翌日の行きのバスでぼーっとしてました。(笑)

しかし、楽しみで興奮する時もあれば、不安になり眠れなくなってしまう事もあります。

それは明日の仕事のことなどを考えてしまい、不安を感じて眠れなくなるという状態で

楽しみな仕事であれば先ほどの子供のころの遠足と同じ状態のの不眠症ですが、

嫌な仕事だと不安などから交感神経(動く神経)を強くさせてしまい、不眠症となります。

心配事が多いと、その心配事が気になって、なかなか眠れない状態になってしまうのがこの状態です。

この状態が続くと、次の「原因③継続的緊張(長期的)」になってしまいます。

 

原因③継続的緊張(長期的)

長期的ストレスや不安などを感じていると、心と体が緊張癖をもってしまいます。

例えば、長期的人間関係などで悩んでいたり、災害などに遭い、避難所などで、

暮らしていると、心が休まらない状態が続くといった感じです

この状態ですと交感神経(動く神経)が強くなり眠れなくなってしまいます。

特にいつ終わるかわからない「終わりのないストレス」を感じている方は、

ストレスの強さが増しますので不眠症になります。

また、繊細な方は人よりストレスを感じやすいので、不眠症になりやすいといえるでしょう。

 

 

えっ、眠っているのに不眠症なの

朝から疲れている方、昼間いつでも眠れる方、夢をよく見る方などは、

眠っているようで眠ってません。 この場合、脳と体の持続的な緊張から眠りが浅い状態か、

もしくは、眠っている時間が足りない(睡眠不足)かのどちらかか、または両方です。

人間は、生きていれば体や脳に疲労物質というものがたまります。

本来、それは眠っている間に副交感神経(休む神経)が取り除いてくれるのですが、

副交感神経(休む神経)の働き弱いと疲労物質の多くが取り除かれません。

すると朝から疲れている状態になります。

また、昼間いつでもどこでも寝られる方も不眠症の疑いがあります。

眠りが浅い不眠症のゆえに睡眠が足りていません。そのためいつでもどこでも

寝られるのですね。脳と体が睡眠をほしがっている証拠です。

決して神経が図太いのではありません。

「夢をよく見る」という方も 眠りが浅い可能性があります。通常、人間は睡眠時に浅い眠りと

深い眠りを90分ごとに交互に繰り返しています。

この浅い眠りの時に夢を見ているといわれます。夢をよく見るというのは、

眠りの浅い時間が多いということです。特に怖い夢や動けない夢、

何かから逃げる夢などは、精神的ストレスが潜在的にあると思われます。

 

うつ病・自律神経失調症の整体院・健療施術院

院長 鈴木直人先生 著

「うつ病・自律神経失調症 治る人治らない人」より

 

 

 

 

 

 

 

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