愛着障害(あいちゃくしょうがい)
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公開日:2026年4月15日
**愛着障害(あいちゃくしょうがい)**とは、
主に幼少期に安定した養育や安心できる人間関係が十分に得られなかったことによって、他者との信頼関係や感情の結びつき(愛着)がうまく形成されない状態を指します。心理学では「愛着理論」に基づいて説明されます。
■ 主な原因
- 養育者からの無関心・ネグレクト
- 虐待(身体的・心理的)
- 養育者が頻繁に変わる環境(施設・里親など)
- 親の精神的な不安定さや過度なストレス
幼い子どもにとって「安心して頼れる大人」の存在が不安定だと、心の土台が作られにくくなります。
■ 代表的なタイプ
心理学では大きく2つに分けられます。
① 抑制型(人に心を開きにくい)
- 他人に対して無関心・距離をとる
- 甘えたり頼ったりするのが苦手
- 感情表現が乏しい
② 脱抑制型(誰にでも過剰に近づく)
- 見知らぬ人にも過度に親しくする
- 距離感が分からない
- 注意を引く行動が多い
■ 大人になったときの影響
子ども時代の愛着の問題は、大人の人間関係にも影響することがあります。
- 人を信頼するのが難しい
- 見捨てられる不安が強い
- 恋愛で依存・回避の極端なパターン
- 感情のコントロールが苦手
■ 改善・回復はできる?
はい、可能です。愛着は後からでも育て直すことができます。
- 安心できる人との関係を少しずつ築く
- カウンセリングや心理療法を受ける
- 自分の感情や過去を理解する
特に、信頼できる人との安定した関係の積み重ねが回復にとても重要です。
